実行事例

2021.11.04

留学生のチカラで前へ。
共生できるまちづくりへの
取り組み。

GOAL

GOAL

10.2

TARGET

2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。

GOAL

GOAL

11.3

TARGET

2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。

GOAL

GOAL

16.b

TARGET

持続可能な開発のための非差別的な法規及び政策を推進し、実施する。

01

日本福祉大学の
留学生

日本福祉大学には、主に中国・ベトナムを中心としたアジア圏を
ルーツに持つ外国人留学生が在学しています。

その多くは国際福祉開発学部に在籍しており、
日本人学生と協働して、コミュニケーションスキルの向上だけでなく、
世界にある諸問題解決や、多文化共生世界の実現のため
日々の教育・研究に取り組んでいます。

東海キャンパスのにあるグローバルラウンジでは、
日本人学生と留学生が活発に交流する姿が見られ、
授業外でも有意義な時間を過ごしています。

来日して2-3年の学部留学生には、日本語教育センターによる
日本語教育や文化教育、生活サポートの支援がなされ、
その後も就職サポートや継続的な学生生活・学修サポートがされています。

最近では、留学生主体の社会貢献活動や地域研究が活発になっており、
新たな教育・研究のあり方として、行政や地域との連携も進んでいます。
実行事例

02

留学生が主体となった
地域での活躍

福祉大学で学ぶ留学生だからこそできる地域貢献の取組みが
知多半島各地で展開されています。

日本に住みはじめた外国人にとって、不安な異国での生活。

その立場や気持ちを知る留学生を中心に
日本語教育を受けられる拠点などを紹介する
知多半島多文化共生マップの作成や愛知県半田市の公式資料多言語翻訳、
地域団体主催の「日本語コミュニケーション講座」のスタッフ参加など
行政と連携した様々な生活サポートの取り組みを進めています。
外国にルーツを持っている児童の学習支援ボランティアに参加している
留学生も少なくありません。

また、住まう地域をともにする日本人に対しても多文化共生を促す取組みを
日本語教育センター長 カースティ祖父江准教授のもとに展開しており、
東海市大学連携まちづくり推進事業にも採択されています。
実行事例

03

新型コロナ時代の
小学生にも
夏の思い出を

愛知県東海市で行なわれた「夏休み宿題お助け隊」の取り組みは
多文化交流を目的としたワークショップとして展開されており、
「コロナ禍」の生活を過ごす小学生を対象にとって
貴重な文化交流体験の場となっています。

これは、ベトナム・ネパール・中国・フィリピン・インドネシア・ペルーに
ルーツを持つ留学生と日本人大学生が、愛知県各地から集まった小学生と
文化交流をするもので、留学生の母国文化を基にしたポスターづくりや
書道・うちわづくり体験、海外文化にまつわるクイズゲームを楽しみながら、
文化の相互理解を促す仕掛けになっています。

留学生と日本人大学生が、教える・伝える立場になってリードし、
子どもたちは、はじめて知る文化や体験に目を輝かせながら
取組みを進めました。

出来上がったポスターや習字、うちわは、夏休みの宿題としても
活用することができ、制作過程における異国の文化を交えた交流は
小学生の皆さんにとってかけがえのない体験になったはずです。

「多文化の尊重」を常識のものとして成長していく子どもたち。
彼らが創り出す将来のまちはきっと素敵なものになっているでしょう。

実行事例
Scroll Scroll
Nihon Fukushi University
SDGs Special Site