実行事例

2021.07.12

【学生インタビュー 後編】
 認知症の暮らしを
 小さな子にも知ってもらうために。
 クラウドファンディングへの挑戦。

GOAL

GOAL

3.4

TARGET

2030年までに、非感染性疾患による死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。

GOAL

GOAL

4.7

TARGET

2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

GOAL

GOAL

10.2

TARGET

2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。

01

インタビュー
後編では

社会福祉学部 斉藤雅茂准教授と学生が進めてきた
認知症啓発プロジェクト。
そのなかで生まれた絵本「そばにいるよ」は
認知症への理解を広める取組のひとつとして
開発されたものです。

後編では絵本を普及させるための取組と、
思い描くキャリアについてうかがいます。
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02

普及に向けた
クラウドファンディングという
選択

●今回、絵本の普及にクラウドファンディングを選びました。
その狙いを教えてください。

佐藤:この活動は絵本を作って売ることが目的ではなく、
認知症への理解を広めることが目的です。
私たちの活動への評価や支援、賛同をいただく形として
どのようなスタイルがよいか模索した結果、
行きついたのがクラウドファンディングでした。


●具体的な支援金の使い道は考えていますか。

庄山:知多半島内の小学校、児童館123か所への絵本寄贈に
使わせていただきたいと思っています。
幼少期の子どもたちにも認知症への理解を深めてもらい、
みんながやさしくなれる、住みやすいまちづくりを
知多半島地域から発信できればと考えています。
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03

広がる
共感の和

●返礼品には本とセットで、キャラクターグッズのほかに
障がい者アーティストのグッズや認知症の方が使えるような
アイテムもありますよね。

佐伯:株式会社エヌ・エフ・ユーの
コーディネーターの方から紹介をしていただきました。
認知症を発症された方が描いた絵はがきや、
オランダ発のお洒落なアルツハイマーソックスがあります。
当たり前ですが、認知症になった後にも生活の営みがあります。
そのなかにある芸術やファッションを肯定できる、
そんな考えが広がればいいなと思っています。


●6月10日からクラウドファンディングがはじまっています。
反応はいかがですか。

佐藤:支援と同時に賛同や応援のメッセージをいただけています。
これは従来のECではできなかったことだと思います。
わたしたちは「支援者の方もプロジェクトメンバー」という気持ちを
持っていて、一体となり活動を進められることの喜びと責任を感じています。
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04

プロジェクトと
ミライの自分

●今回のプロジェクト活動を通して、認知症に対する学びと研究、
絵本を通じた啓発活動、クラウドファンディングを通した普及活
動の3つの大きな学びを得たと思います。
この学びを今後どう自分の将来に生かしていきたいと思いますか。

庄山:もともと自分の出身地で感じていた
地域福祉の必要性からこのプロジェクトに参加しました。
特に地方地域において、専門職の人口だけでは
必要とされている福祉サービスをまかなうことが難しく、
多くの人を巻き込み「日常から地域全体で支える」構造に
シフトする必要があると思っていました。
そのために、今回のコンテンツ開発や普及活動は
地域に福祉を注ぎ込む新しい風になると思っています。
なんらかの形で故郷の福祉事業に関わっていきたいですし、
今後の資格取得や知識研鑽と並行して
普及のあり方についても考えていきたいと思っています。

佐藤:特にクラウドファンディングは、
福祉領域との親和性があるものだと思っています。
欧米では「ファンドレイザー」という立場の方が、
社会問題の解決に向けて活動をしている人や団体を取り上げ
魅力的な発信を通した資金集めのコーディネートしていると聞きます。
日本でもこういった方が活躍して、必要な所に支援が届くべきだと思います。
私自身、今回の絵本プロジェクト以外にも
ファッションブランドのロゴやアイテムデザインを経験してきました。
デザインや発信の力で、現在もある日本の福祉施設や団体の素晴らしい取組を
もっと多くの人に知ってもらい、福祉業界のブランドやサービス品質の向上に
つながるような事業をしたいと思っています。

佐伯:現在、コーヒースタンドでアルバイトをしていて
日々、サスティナブルや社会貢献という点で
実際の勤務と企業理念の両方から学びをいただいています。
幸い、店長さんも福祉に対して関心をお持ちの方で
いろいろとお話をしています。
大学での学びや研究とリンクさせながら、
将来的に福祉領域へも貢献できるカフェや
コミュニティづくりをしたいと考えています。


●クラウドファンディングから本の寄贈まで
活動はまだまだ続きますが、プロジェクトの成功を祈っています。
取材への協力どうもありがとうございました。

3名  :ありがとうございました。
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05

おしらせ

ここまでお読みいただきありがとうございました。

絵本「そばにいるよ」のクラウドファンディングは
8月19日(木)まで実施されています。
下記リンクからご覧いただき、
ご理解とお力添えをいただければ幸いです。

=追加情報=
・スターバックスコーヒー東浦中ドオリ店にて
 絵本サンプルの展示が決定しました!
 お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。
 (2021年7月中旬から期間限定)

・福祉新聞に掲載されました!(2021年6月21日付4面)

・WEBメディア「@Press」に掲載されました!※(2021年6月23日)
   ※下記リンクからご覧いただけます

・NHK名古屋「東海ニュース」で紹介されました!※(2021年7月11日放送)
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