実行事例

2021.06.01

みんなの居場所を目指して――
子ども食堂の新しいカタチ

GOAL

GOAL

1.2

TARGET

2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。

GOAL

GOAL

2.1

TARGET

2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。

GOAL

GOAL

11.7

TARGET

2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。

01

子ども食堂って
なに?

7人に1人の子どもが貧困状態にある日本。
(2019年国民生活基礎調査:厚生労働省)

新型コロナウイルス感染症の影響により
その割合は、より大きなものになっているともいわれています。

子ども食堂とは地域住民や自治体が主体となり、
無料または低価格帯で食事を提供するコミュニティの場を指し、
その多くが経済的に厳しいなかを生きる子どもたち・保護者を
対象にしています。

2012年頃から全国各地で広がりを見せ、
美浜キャンパスがある知多郡美浜町でも取組みが進んでいます。
実行事例

02

ふぁみりー基地が掲げる
子ども食堂のコンセプト

美浜町奥田地区には「ふぁみりー基地」
という子ども食堂があります。

ふぁみりー基地は、社会福祉学部 野尻紀恵教授による
地域課題解決型研究のアクションリサーチとして運営がはじまりました。

野尻教授・野尻ゼミの学生が地域住民の方とともに運営をしている
ふぁみりー基地は“貧困家庭のための食堂”というイメージを越えた
(子ども・大学生・地域住民など)「多世代の居場所」を
コンセプトにした運営をおこなっています。
実行事例

03

ふらっとみんなが
それぞれの目的で

実際にふぁみりー基地では、地域拠点を象徴する
多世代の交流を見ることが出来ます。

みんなで美味しいご飯を食べる時間を設けながら、
その前後に子どもたちと大学生が遊びをして楽しんだり、
大学生とお母さんがメイクの話で盛り上がったり・・

子ども、保護者、大学生、地域の方々にとって
リラックスできる空間が創出されています。

食事の支援だけではなく、
多世代のコミュニケーションを通して
家庭課題や地域課題を解決に近づけていく役割を
「ふぁみりー基地」は果たしています。
実行事例

04

もっと身近に。
あなたのまちにも
子ども食堂

知多郡美浜町にはふぁみりー基地がある奥田地区のほか、
上野間・河和地区にも子ども食堂があり、
それぞれ地域の交流拠点として運営がされています。

現在、愛知県内の子ども食堂リストが検索できる
「子ども食堂マップ」というサイトが展開されています。
利用者として、支援者として
あなたのまちの子ども食堂を調べてみませんか。
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